6㎜×35行

いつまで中2やってるのっていつまでも馬鹿なふりしてる君が言って、データの重さに押し潰されて死んだ君が信じていたことは間違っていたと昼間画面の向こうのコメンテーターは言って、卒業したらどうする?と馬鹿な私が言った。 誰かがお弁当の前に手を洗わなかったことに絶望していたその間に、世界は終わっていた。あの子のすり傷よりも綺麗なすり傷が、見えない間だけきみと僕は友達でいられる。

 

 

 

僕がきみのことを特別だと思っているのって差別。だから、みんなを嫌うきみだけは世界平和を祈ってもいいよ。

 

 

 

だけど、そんなことは本当はどうでもよくて、元から世界平和なんて僕祈ってないし、君にも祈っていてほしくないし、ただ君が僕のことを特別だと思ってくれればいいなと祈るし、この感情を好きという言葉にしたら9割り零れ落ちていくし、もうそれはいっそ君じゃなくても誰でもいい。君はいつまでも架空でその言葉にした途端本当のこと10割り零れて消滅。まとわりついて嘘。馬鹿。 だいたい愛が地球を救わないことみんな見てるじゃないか8月。