触媒のすべて

ほろ酔いでまじ酔いしちゃうの先輩は
とってもかわいくて、甘い匂いがするものだから、僕はむせて、思い出す。

 

電子機器から続くコードは、僕の身体をいつも掬い上げてくれた。
退屈はいつも素敵な暇潰しを探させる。この街には何もない。
あとちょっと我慢すればいいじゃんなんて、的を得てないことを言うので、僕も「おいしそうなショートケーキですね」と空白の手を見て言ってやったら、精神科に連れていかれた。


君の14歳は本当に美しかったのか?
よく考えてみろ
前の席の女の子が好きでしたが、その子はクラスの不良にレイプされて、自殺してしまいました。
いじめていたあいつは、いつの間にか転校していましたが転校先でもいじめられているという噂です。
仲は良かったのですが腫れぼったい瞼のせいで目がとても小さく棒のような細い足をしたあの子のことは結局よく知らないまま。卒業してから一度コンビニの前で見かけましたが、不自然な二重瞼になっていました。
同じロックバンドが好きで仲良くなったあの子は突然私のことを他の子に悪く言い始めたので嫌われてしまったようでした。結局それから卒業まで一言も話しませんでした。今度その好きだったロックバンドが車で行ける距離のライブハウスに来ますが、その子と会ってしまわないか不安でチケットは取りませんでした。その子もおんなじことを考えてくれていたらいいなぁと、私のことを考えてくれていたらいいなぁと思います。

 


僕は人を殺したことがあります。

 

 


まだ若いんだから何でもできるよ!
卒業なんてすぐすぐだから!
青春だね~~